ほっとぐっすりな、ふとんのはなし ふとんのあれこれQ&A

いびきの対策に最適な方法は何?

2025.3.5

Q.いびきの対策に最適な方法は何ですか?敷き布団や枕を変えるのは効果的?

いびきを改善するために、敷き布団や枕を見直すのは確かに効果があることがあるよ。
いびきの原因は人それぞれで、枕や布団だけで完全に治すのは難しい場合もあるけど、
試してみる価値はあると思う。

具体的な方法

①枕の高さは重要

枕の高さが合わないと、気道が狭くなり呼吸がしにくくなることがあります。枕が高すぎる場合、首が前に傾き、喉周りの空間が狭くなって気道が圧迫されることがあります。逆に低
すぎる枕を使うと、首が後ろに反り返り、これも気道を圧迫してしまう可能性があります。適切な枕の高さを見つけることは、いびきや呼吸の改善において非常に重要です。

理想的な枕の高さは個人差がありますが、一般的には寝たときに首と背骨が自然なカーブを保てる高さが最適です。仰向けで寝る場合は、頭が沈み込みすぎず首が支えられるように調整します。横向きの場合、肩幅に合わせて少し高めの枕を選ぶと、首や肩への負担を軽減できます。また、睡眠中に寝返りを打つ人にとっては、どの姿勢でも快適に過ごせる枕を選ぶことがポイントとなります。

②横向きで寝やすい環境を作る
横向きで寝ることは、特にいびきを軽減するのに効果的な姿勢とされています。仰向けで寝ると舌や軟口蓋(なんこうがい)が重力の影響で喉の奥に下がり、気道を狭めてしまう場合がありますが、横向きで寝ることでこれを防ぐことができます。しかし、横向きで快適に寝るためには、それに適した寝具を選ぶ必要があります。

横向き用の枕は、肩幅や頭の形に合わせて設計されているため、横向きで寝たときに首や肩への負担を軽減します。また、敷き布団にも注目しましょう。柔らかすぎる布団は体が沈み込み、寝返りがしづらくなります。一方で硬すぎる布団は体への圧力が分散されず、肩や腰に負担がかかります。横向きでの快適な睡眠を追求するためには、適度な硬さの敷き布団を選ぶことが大切です。

さらに、横向きで寝る際には「抱き枕」を活用するのもおすすめです。抱き枕を使うことで体が安定し、無理なひねりや歪みを防ぐことができます。特に妊娠中の方や腰痛持ちの方にとって、抱き枕は非常に効果的なサポートアイテムです。

③寝姿勢を整える敷き布団の選び方
敷き布団は、体を支える重要な役割を果たします。敷き布団が硬すぎたり柔らかすぎたりすると、体が不自然な姿勢になることがあります。その結果、首や腰に負担がかかり、いびきを助長したり、睡眠の質を低下させたりすることがあります。

敷き布団を選ぶ際は、体圧分散性に優れたものがおすすめです。体圧分散性とは、体が布団に接している部分への圧力を均等に分散する性能のことを指します。体圧が均等に分散されると、筋肉がリラックスしやすくなり、体が自然な姿勢を保ちやすくなります。特に腰痛を予防・軽減するためには、硬すぎず柔らかすぎない適度な硬さの布団が理想です。

また、敷き布団の素材も大切なポイントです。例えば、ウレタン素材やラテックス素材の布団は体圧分散性に優れており、体のラインに沿ってしっかりと支えることができます。一方で、綿布団は通気性が良く、日本の気候に適しているため、湿気の多い環境で使う場合におすすめです。

敷き布団だけでなく、マットレスや敷きパッドを組み合わせることで、自分に合った寝心地をカスタマイズすることも可能です。

まずは自分に合った布団を選んでみよう

枕や敷き布団の選び方や調整は、睡眠の質を向上させるだけでなく、いびきや健康問題の予防にもつながります。枕の高さを適切に調整することで気道を確保し、呼吸を楽にすることができます。また、横向きで寝やすい環境を整えるためには、専用の枕や抱き枕、適切な硬さの敷き布団を活用すると良いでしょう。さらに、敷き布団の素材や硬さを工夫することで、体圧を分散し、自然な寝姿勢を維持することができます。

快適な睡眠環境を整えることは、日々の疲労回復や健康維持にとって非常に重要です。自分の体に合った寝具を選び、少しずつ調整していくことで、理想的な睡眠環境を手に入れることができるでしょう。

いびきはアルコールや喫煙などで気道を狭めることがあるから、
自分の生活を見直して、解決策を見つけるのがいいかもね。

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