ほっとぐっすりな、ふとんのはなし ふとんのあれこれQ&A

寒がりにはどんなふとんがいい?

2025.11.19

Q.すごく寒がりなんだけど、おすすめのふとんはある?

掛けふとんも、敷きふとんも、保温性の高い素材と組み合わせがポイントだよ!

寒がりさん必見!布団選びと使い方のコツ

寒い冬、布団の中でなかなか温まらずに悩む方も多いはず。寒がりさんにとって、布団選びは「暖かければいい」という考えだけでは不十分です。保温力・軽さ・湿気対策のバランスが大切で、重すぎる布団は肩こりや寝苦しさの原因になり、湿気を逃さない布団は寝心地を悪くします。ここでは、寒がりさん向けの布団選びと使い方のコツをわかりやすく解説します。

写真提供:コドモわた株式会社

掛け布団は「軽さ」と「保温力」のバランスで選ぶ

寒がりさんにとって、掛け布団は冬の快適さを左右する大事なアイテムです。

羽毛布団(ダウン)

驚くほど軽くてふわふわなのに、保温力が非常に高いのが特徴。体にフィットして隙間ができにくく、布団内の暖かい空気を逃さず快適に眠れます。特にダウン90%以上の高品質な布団がおすすめです。側地やキルトによっても軽さや保温力は異なります。

高機能ポリエステル中綿布団

アレルギーや洗濯のしやすさを重視する方に最適。軽くてふんわり感も高く、羽毛に近い保温力がありますが、ドレープ性は羽毛より低いです。洗濯可能なタイプも多く、手入れが簡単です。

敷き布団と敷きパッドを重ねて底冷えを防ぐ

掛け布団だけでは下からの冷えを防ぐのは不十分です。寒がりさんには、厚みとボリュームのある敷き布団暖かい素材の敷きパッドの組み合わせがおすすめです。

床からの冷気を遮断

中綿がしっかり詰まっていて、ふかふかとした厚みのある敷き布団は、床からの冷気を遮断し、高い保温性を発揮します。

吸湿性・放湿性に優れた敷きパッドを選ぶのが◎

暖かさを重視する冬用敷きパッドを敷きふとんに重ねることで暖かさがアップします。冬でも寝汗をかくことがあるので、吸湿性・放湿性に優れ、洗濯しやすい素材を選ぶと快適さが保てます。敷パッドには、中綿に吸湿性・放湿性に優れた羊毛や、蓄熱効果のある繊維を使った蓄熱わたのものがおすすめ。側地に、なめらかなフランネルや、モコモコ感のボアのものなどを選ぶと、毛足が長いので暖かな空気を取り込みやすく暖かいです。

写真提供:コドモわた株式会社

あったか寝具は「掛けるより敷く」のが効果的

寒さ対策として毛布などのあったか寝具を使う場合、多くの人は掛けることを想像します。
しかし 体の下に敷くほうが暖かさが増すのです。体温が反射して冷気を遮断し、布団内の温度を安定させます。掛け布団と併用すれば、さらに暖かさがアップ。寒がりさんにはぜひ取り入れてほしい工夫です。

布団乾燥機で寝る前に布団を温める

寒い季節、布団に入っても冷たくて眠れないときは 布団乾燥機 が救世主です。
寝る前に10分ほどかけるだけで、ふんわりぽかぽかの布団に。湿気を飛ばす効果もあり、カビやダニ対策にもつながります。寒さと湿気、両方の悩みを一気に解決できるので、寒がりさんには特におすすめです。

素材選びのポイント

寒がりさんにとって布団の素材選びはとても重要です。ポイントは次の通りです。

  1. 羽毛布団(ダウン):軽くて暖かさ抜群。体にフィットし、寝返りもしやすい。
  2. 高機能ポリエステル中綿:アレルギー対応で手入れ簡単。羽毛に近い暖かさで扱いやすい。
  3. 敷き布団+発熱敷きパッド:下からの冷えを防ぎ、体をしっかり支える。組み合わせで保温力を最大化。

寒さ対策は「布団+工夫」がカギ

どんなに高級な布団を使っても、冬は工夫が大切です。

  • 敷きパッドや毛布、布団乾燥機を組み合わせることで、ぬくぬくの眠りを実現。
  • 軽くて暖かい羽毛布団や高機能中綿布団をベースに、底冷え対策をプラスすれば、寒がりさんでも快適な冬の夜を過ごせます。

少しの工夫で布団の暖かさは格段に変わります。今年の冬は朝までぐっすり眠れる快適な布団を手に入れましょう。

暖かい布団って、素材と組み合わせの工夫の両方が大事なんだね!

その通り!羽毛布団や保温力の高い敷きパッドをうまく使えば、寒がりさんでもぐっすり眠れるよ。