ほっとぐっすりな、ふとんのはなし ふとんのあれこれQ&A

夏の寝苦しさを減らす寝具の工夫

2026.6.10

Q.暑い夜って、エアコンをつけてもなんだか寝苦しいんだよね。

そんなときは寝具を見直してみよう。汗や湿気を上手に逃がしてくれる素材を選ぶだけでも、眠りの心地よさは変わってくるよ。

寝具を変えると、夏の夜がもっと快適に

夏の夜に寝苦しさを感じる原因のひとつは、布団の中にこもる熱と湿気です。寝ている間の汗がうまく逃げないと、ベタつきやムレによって眠りが浅くなることもあります。

だからこそ、夏はエアコンの設定だけでなく、寝具そのものを見直すことも大切です。寝具の素材や使い方を少し工夫するだけで、さらっと心地よい睡眠環境を整えやすくなります。

通気性の良い素材を選ぶ

リネン(麻)

吸湿性と速乾性に優れ、汗をかいてもさらっとした肌触りが続きます。シャリ感のある風合いも、夏らしい心地よさを感じさせてくれる素材です。汗ばむ季節でもベタつきにくく、爽やかな使い心地を楽しめます。

ガーゼ

軽くて風通しが良く、やわらかな肌触りが魅力です。汗をかいてもベタつきにくく、肌へのあたりもやさしいため、夏の寝具として人気があります。洗濯しやすいのも、毎日使う寝具にはうれしいポイントです。

リヨセル

なめらかな肌触りと優れた吸放湿性を兼ね備えた素材です。湿気をコントロールしやすく、しっとりとした心地よさがあります。さらっとした使い心地と、やさしい肌触りを両立したい方にも適しています。

シルク

温度調整が上手で、湿気を吸って逃がす力が高く、蒸れにくい素材です。肌なじみが良く、汗をかいてもベタつきにくいため、暑い季節でも快適に使いやすいのが特長です。

掛け布団は薄手のものを

厚手の掛け布団では熱がこもりやすいため、夏は肌掛け布団やダウンケット、タオルケットなど軽やかな寝具がおすすめです。

また、エアコンを使用する場合は、冷えすぎないよう適度に体を覆えるものを選ぶことも大切です。室温や体感に合わせて使い分けることで、快適な寝心地を保ちやすくなります。

敷き寝具の湿気対策も重要

寝苦しさの原因は、掛け布団だけではありません。寝ている間は背中にも汗をかくため、敷き寝具の湿気対策も大切です。

敷きパッドやシーツに通気性の良い素材を選ぶことで、背中側のムレを軽減しやすくなります。また、除湿シートやすのこを使うと、敷布団やマットレスの下に湿気がこもりにくくなり、より快適な寝環境づくりにつながります。

接触冷感素材は使い方がポイント

触れた瞬間にひんやり感じる接触冷感素材は、夏に人気の寝具です。暑さを和らげたいときに取り入れやすい一方で、汗をかくと湿気がこもることもあります。

そのため、吸湿性の高い素材と組み合わせて使うと、より快適に感じやすくなります。素材それぞれの特長を活かすことで、心地よい寝環境を整えやすくなります。

カバーや寝具をこまめに洗う

汗を多くかく夏は、シーツや枕カバーをこまめに洗濯することも大切です。

汗や皮脂が付着したままだと、ベタつきやにおいが気になりやすくなります。清潔な寝具は肌触りも良く、毎日の眠りをより気持ちのよいものにしてくれます。

さらっと快適な夏の眠りへ

夏の寝苦しさは、寝具の素材や使い方を見直すことで和らげやすくなります。通気性や吸放湿性に優れた、特に天然素材を使った寝具を選び、湿気をためにくい環境を整えることが、心地よい眠りへの近道です。

毎日使う寝具を季節に合わせて見直すことは、夏を快適に過ごすための大切な工夫のひとつ。暑い季節も、自分に合った寝具で、さらっと気持ちのよい眠りを楽しみましょう。

寝具を少し見直すだけでも、夏の寝心地って変わるんだね。

そうなんだ。通気性や吸放湿性に優れた素材を選び、湿気をためない工夫を続けることが、心地よい夏の眠りにつながるよ。